リフレッシュロード

バラエティ番組を見てマジレスするのもどうかと思うのだが、今日放送された
探偵!ナイトスクープ」で、気になることがあった。


最初の依頼で、福岡県に住む男性から、近所の公園に足ツボマッサージのため
地面に小石を埋め込んだリフレッシュロードというのがあるのだが、ある地点
まで行くと激痛のために先に進めない、という。


早速、カンニング竹山が行ってみるが、なるほど数秒ほどしか我慢できないよ
うな、とがった小石を埋め込んである道が2mほどあり、そこをクリアしない
と一周できない。
相撲部を呼んで通らせてみても全員リタイア。
困り果てて、火の上を歩ける修験者にやってもらう。


修験者は気合いで何とか乗り切り、依頼者も励まされながらなんとか最後まで
たどり着いておしまい、という内容だった。


このネタ自体はとても面白かったのだが、なんで誰もクリアできないような施
設を作って、リフレッシュロードと名付けているのか、疑問に思った。


公園にあるということは、福岡市が作った可能性が高い。
公共性のある施設で、ほとんどの人が利用できないようなものを作るのはいか
がなものか。


あそこまで痛そうなものを作らなければ、足ツボマッサージにならないという
根拠を示してもらいたい。
医学的な証明がなければ、単なる悪ふざけどころか、税金の無駄遣いだろう。


こういうことを書くのは、イチャモンに近いとは思うのだけれど、行政側の誰
が思いついて作らせたのか、実際に自分が歩いて検証してみたのか訊いてみた
いところだ。


テレビ番組でとりあげられ、どのくらい痛いのか確かめてみる人がたくさん訪
れる人気スポットになるかもしれないので、ただちに撤去しろ、などと乱暴な
ことは全く考えていない。壊すのにもお金がかかるだろうし。


それでも、全国にはこのような無意味な施設がたくさんあるのではないか、と
想像できる。プロ市民たちは告発しているのだろうか。