ハタチの恋人

これは最初から期待していなかったので、あまり失望することなく見ることができた。
たぶん次回から視聴率は急落するのではなかろうか。


というのも、設定が不自然なのである。
明石家さんまは大阪に住んでおり、長澤まさみは東京に住んでいる。
なんでこのふたりがしょっちゅう会えるかというと、明石家さんまが毎週東京に出張している
からだ。


明石家さんまが大阪在住の設定にしたのは、彼が関西弁しか喋れないからだろう。
それにあわせて、周りの人が不自然な関西弁を喋らなければならない。
恐らく現場は「さんまハラスメント」というべき状態になっていると思われる。


いっそ、全員が関西にいることにすればいいのだろうが、そうすると視聴率がとれない。
なので、東京と大阪を往復する話になったのではなかろうか。
私が勝手に推測しているだけだが。


ところで、これまでこの枠のドラマに登場した若い女性は、広末涼子にしろ内田有紀にしろ長
澤まさみにしろ、将来のあてもなくふわふわしている女の子、という設定が多い。
「冗談じゃない」に出ていた上野樹里もとらえどころのない性格だったし。
プロデューサーやスポンサーの女性観が反映されているのだろうか。


こういうドラマで長澤まさみを無駄遣いすべきではないと思うが、清純派はいろいろと制約が
あるから企画が通りにくいのかもしれない。


本文と写真はまったく関係ありません

( ´ Д `)<土佐の海は広いのう