私は特にブルマーを愛好している人ではないので、間違えてここを覗いた人が期待する
ような内容はない。ごめんなさい。
私が学生のときは、女子の体操服はブルマーだった。
全国的にもそうだったと思う。
ところが、「ブルセラショップ」という言葉がメディアに乗るようになってからは、
特殊な性的嗜好の対象になっていることが周知の事実となり、90年代半ばから学校の
指定体操服ではなくなり、男女とも短パンになったと思われる。
そうすると、これまでブルマーを製造・販売してきた衣料メーカーは、製造ラインを
短パンに切り替える必要があったはずだ。
だって、全国の学生が何十万人もいっせいにブルマーをはかなくなったのだから、
少なからぬ経営的打撃があっただろう。
そういう混乱が現場であったのかどうか、そこを知りたいと思ったのだが、検索しても
分からなかった。当たり前か。
そもそも、いまでもブルマーは製造されているのだろうか?
検索でヒットしたブルマー愛好サイトを見ると、ちゃんと新品が販売されているようで
ある。
どのくらい売れているのかは分からないが、全盛期の数%に満たないのではなかろうか。
私は、小さい縫製工場でおばちゃんが細々と作っているのを想像してしまうのだが‥‥
アシックスのサイトを見ると、バレーボールの競技用ユニフォームとして製造されている。
世界的には、まだまだ需要があるのかもしれない。
あるいは、エロ目的の需要が以外に大きかったりするのかも。
マンガやゲームの世界では、まだまだブルマーは現役である。
「あずまんが大王」や「妹は思春期」では、当たり前のように使われている。
もはや、女子高生のエロスの記号として定着してしまったのだろう。
ひと昔前だと、「うる星やつら」で藤波竜之介が父親と壮絶なブルマー争奪戦を繰り広げて
いた。いま読むと隔世の感がある。
「いでじゅう!」では、ヒロインの桃ちゃんが柔道着の上着+ブルマーという格好をさせ
られていたが、この連載時はすでに短パンの時代だったので、非常に恥ずかしがっている。
もっとも、この柔道着の上着+ブルマーを発明(?)したのは、「帯をギュッとね!」をヒット
させた河合克敏である。
連載は88年から96年なので、実際に女子高生がブルマーを着ていた時期の最後のマンガでは
ないかと思われる。
マンガやアニメなどでブルマーを萌えの記号として受け取っている人の多くは、自分が
学生時代に女子のブルマーを実際に見ていた世代だろう。
そうすると、いまの男子学生たちはメディア上でしかブルマーを知らないわけで、果たして
上の世代の萌えが継承されるかどうかは分からない。
ゆるやかに、「短パン萌え」に変化していくのだろうか。
そういや、ブルマーと同様にスクール水着もエロスの対象とされているが、別の形の水着に
なったという話は聞かない。どうなっているんだろう。
まあ、どんな水着になったところで、そこにエロスを発見するのだろうけど。
本文と写真はまったく関係ありません
リd*^ー^)<男子が見てますよ?
川 ’−’)<ほっといたらええがし
【2013年10月8日追記】
と朝日新聞の記事にあった。