今日の朝日新聞に「スポーツ『春生まれ有利』」という記事があった。
それによると、野球とサッカーのプロ選手で日本で育った全選手のうち、4〜6月生まれは
4割近くを占めている、ということだ。
生まれ月 | プロ野球 | Jリーグ | ラグビー |
---|---|---|---|
1〜3月 | 13.86% | 13.96% | 22.39% |
4〜6月 | 36.47% | 37.74% | 25.16% |
7〜9月 | 29.54% | 30.75% | 26.44% |
10〜12月 | 20.13% | 17.55% | 26.01% |
(プロ野球12球団756人、J1・18チーム530人、ラグビー469人を調査)
<ただ、ラグビーを見ると、それほどの差は見られない>と記事にはあるが、やはり早
生まれは少ない。どうなっているのか。
私も早生まれで、やはりスポーツは苦手である。
小学生で野球やサッカーを始めても、4月生まれの子と3月生まれの子は、ほぼ1年の差が
あって、体力が全く違う。そうすると、体力のない子は面白くないから、しだいに興味を
失っていって、プロ選手になる人は少なくなる、という分析を新聞はしていた。
私もそう思う。
こういう結果が出たということは、学校での体育の授業を考えなければならんと思う。
つまり、学年別で教えるのではなく、発達別で教えればいい。
算数でも到達度別のクラスに分けているんだから、体育だってそうしてもいいはずだ。
では、逆に早生まれはスポーツ以外の分野で優れているのかどうか。
そういう調査はまだないみたいだが、案外オタクには早生まれが多いのかもしれぬ。
みんなが草野球やサッカーをしているとき、ゲームやマンガを楽しんでいるからね。