いいかげん、イデオロギー抜きで天皇について語ってもよさそうなものなのだが、世の中は
そういうものでもないらしい。
これから書くことは、右翼にとっては不敬極まりないことかもしれぬが、悪意はない。
私は、どうしたら男系天皇制度を存続できるかを考えただけである。
ものごとを単純に考えてしまうと、皇太子夫妻・秋篠宮夫妻ともに男の子供がいないことが
問題だと思う。
大正天皇までは側室を置いていたので、とにかく男子が生まれていたからよかったのだが、
いまの皇太子は側室など望まないだろうと思う。たぶん。
これが天皇家でないなら、話は簡単である。
とにかく男系の遺伝子を持った男子が生まれればいいわけだから、男性の精子を誰か
健康な女性の卵子に人工授精させればよろしい。
そして代理母によって出産が成功すれば、晴れてお世継ぎの誕生である。
その子を養子に迎え入れて育てればよろしい。
そんなことぐらい最初に考えたわい、と皇室関係の人は言うであろう。
あまりにも不敬であるために言い出せないのだ、と。
しかしながら、女系天皇制度を、諮問機関ごときが提言することもまた不敬であろう。
天皇制というのは、存続することに（あるいは存続することだけに）意味があると思う
ので、現在の制度をぶっ壊すことには大反対である。
そもそも、なぜ天皇家が一夫一婦制度でなければならないかが疑問なのだが、私は頭が
悪いから考えてもしょうがないね。
