先月、アニメ「無職転生」の2期が終わって、すごく緻密な設定だし
伏線も張り巡らされているのに、下ネタが邪魔をしているなぁ、と
いう感想を持った。
とはいえ、下ネタ抜きの「無職転生」も物足りない感じがする。
なんだかモヤモヤしているとき、これは美術でいうところのアウト
サイダー・アートではないか、とひらめいた。
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幸い、現在の日本ではネットに小説をアップロードする仕組みが
整っている。美術と違ってアカデミックな教育が必ずしも必要な
わけではないし、編集者にあれこれ言われることもなく作品を
世の中に出すことができる。
それが読者を獲得して人気が出れば、書籍化・アニメ化もされる。
考えてみればすごいサイクルができていて、ビジネスになっている。
私は日本のことしか知らないのだが、外国ではどうなのだろう?
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このシステムを支えるのは、作品を評価する読者や視聴者だろう。
レベルはピンきりだが、裾野は広い。
のではないだろうか。
もちろん、アウトサイダーではなく、きちんと編集者が介入する
小説・マンガが存在してこその話だとは思うけれど。