ツイッターで米国への留学生の国籍がどのように変化したのかを

表したものを見た。

日本は1990年あたりから1996年ごろまでトップである。

現在は中国がダントツの1位だ。

 

1990年半ばごろに米国に留学していた人は、いま45歳ぐらい

だろうか。順調に出世していれば、組織の中堅どころか。

あるいは決定権を持っている人も多いかもしれない。

 

現在の政策が、妙に日本を米国のような社会にしようとして

いる気がしてならない。

しかも米国ではとっくに否定されたことをやっている感じだ。

 

もしかしたら、留学生組が主導権を握って、1990年代半ばに

学んだことを、そのまま日本に当てはめようとしているのでは

ないか、という疑惑が浮かぶ。

 

当然、知識はアップデートしている、という反論はあるだろうが、

帰国してからずっと日本の組織にいたらどうだろうか。

 

米国は決して何もかも優れた社会ではない。世界一の部分も

あるだろうけど、ひどい部分もある。

それを無視して、良い制度だけを日本に取り入れようと

しても社会が混乱するだけだと思う。