ローカルな話題だが、銀天街にある津田演奏堂が111年の
歴史に幕を下ろした、という記事が新聞に載っていた。
そんなに昔からやっていたのか、と驚いた。
松山でレコード屋はあと1軒しか生き残ってないらしい。
ほとんどの人にとっては、レコードもCDも買わなくなって
久しいのだろう。
そうなると、音楽はスマホに記録されたデータか配信される
ものになり、実体のあるメディアは過去の遺物になる。
私はCDを購入していた世代なので、アニメのシングルCDが
ツタヤのレンタル落ちで300円ぐらいで販売しているのを
見ると買ってしまう。
PCにリッピングしてしまうと、もうほとんどCDで聴くことは
ないのだけれど、実体がないと不安なのだ。
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ネットで読んだのだが、若者は音楽の「アルバム」という
概念がほぼないらしい。
が、アニメ「LISTENERS」なんかは、70年代から80年代の
トータルアルバムが好きでないと描けない世界だった。
若者のあいだでも、ごく一部のオタクは体系的に音楽を
聴くことができるが、それ以外は好きな曲をピックアップ
して流す聴き方が主流になるのでしょう。