*[本]日本の醜さについて

日本の醜さについて 都市とエゴイズム (幻冬舎新書)

日本の醜さについて 都市とエゴイズム (幻冬舎新書)

本書は建築の観点から、社会科学に対する異議申し立てである。
社会科学というか人文系の言説という方が正しいだろうか。
つまり、欧米は個人主義的で近代化が進んでおり、日本は集団主義的で
近代化がまだまだである、という通説に対して、都市景観に関しては
逆ではないか、と論証している。
が、この訴えはおそらく人文系の人に無視されたようだ。ひどい。