NHKの朝ドラ「半分、青い」について、マンガ家の碧也ぴんくという方の
ツイートにこうあった。
半青は漫画の仕事のあるあるエピソードは集めてあるんだけど、
そのエピソードの持つ意味とか、漫画の制作工程とか、かかる
時間や手間とか、漫画描きの精神とかの基本理解はしないまま
描写されてるんじゃなかろかという気がするなあ。ドラマだし
それが主題じゃないからいいと言われるとそれまでだけど。
そう、まさにそう! と肯きながらいいねボタンを押した。
なんか、基本的にマンガ家のことをバカにしているというか、
下に見ている感じがするのですよ。番組の制作統括とか脚本家が。
私が違和感を持ったのは、アシスタントたちの部屋の本棚で、
基本マンガしかないのです。
でも、マンガ家ってもっといろんな本を読んだり資料を買ったり
しているのではなかろうか。
それに、マンガを描く人は映画やテレビをたくさん見ていると
思うのだが、そういう描写もない。
若くてバカな女の子が恋愛で傷つきながらもがんばる、という
のが主題ならば、別にマンガでなくてもよくないか、とさえ
思ってしまう。
物語の後半もこんな感じなら、とりあえずこのドラマの制作
統括と脚本家の作品はもう見ないようにしよう。