
カラー版 - ふしぎな県境 - 歩ける、またげる、愉しめる (中公新書)
- 作者: 西村まさゆき
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 新書
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らしい。
たいていは山の中など、簡単には行けない場所にあるのだが、群馬・
埼玉・栃木の三県境だけは気軽に歩いて行けるところにある。
そこへの訪問を皮切りに、なかなか行けない場所や珍しい場所を
次々に紹介して図解しているのがうれしい。
しかも、なぜそういう区切りになっているのかをちゃんと調べて
いるのがライターらしいというか、きっちりしている。
本書を読むと、たぶん行ってみたくなるので若い人にはお薦めだ。
もちろん歳をとった人も。
しかし、著者はクルマの免許を持っていないらしい。
今からでも遅くないから免許を取った方がいいのではないか。
クルマがあると、もっと県境を楽しめると思うのだが。
↓
あとがきでは、趣味が高じて国境をめぐるようになったという。
私はドイツ・オーストリア国境とブラジル・パラグアイ国境を
またいだことしかないのだが、どちらもゆるい国境だったので
緊張感はなかった。
「水曜どうでしょう」のヨーロッパ制覇シリーズみたいな
感じだろうか。
落ち着いたらまた旅行に行ってみたいものだが、当分は無理だな。