Boaz2015-06-08

中国が外に膨張しようとするのは、国内が落ち着いたときだけだ、という話を
どこかで読んだ。
いまの中華人民共和国より前は、明朝の鄭和の遠征まで遡るらしい。


現在、南シナ海で中国が埋め立てをしており、日本は慌て、米国は苛立っている。
中国から見ると、なんで米国が世界を仕切る権利があるのか、というところだろう。
海洋資源はともかく、はたして中国が航行の自由を制限するような意地悪をする
だろうか。物流を滞らせてもあまりメリットはないような気がする。


それよりも、原潜を太平洋に出したいから、という説がある。
じゃあ米国の原潜はどこをどう通っているのか、と中国は言うだろう。
ほとんどヤクザの縄張り争いである。



日本にとっては、米国に支配される方がまだマシである、と現在の政権は考えて
おり、国民の多くも支持している。


ならば、長期的に見て、我々がやるべきことは、中国の民主化であろう。
中国人の革命家を育て、中国を四分五裂させれば、海洋進出は難しくなる。


この考え方は、アルカイダを生み出した米国を真似たものである。
なので、その矛先が日本に向かう可能性もある。



中国が内戦状態になれば、ロシアが南下してくるだろう。
北朝鮮も黙ってはいない。ISのような軍閥が各地で暴れる。
市場は混乱して経済活動は低下する。


そうなったら誰も得をしないから、現状を認めるのだろう。


それに、中国人は政治よりも金儲けの方が好きな人々である。
いっそのこと、南沙諸島のどこかに巨大なカジノを作って、年がら年中博打を
してもらうのがいいかもしれない。