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中華料理は大好きだが、中国共産党は最悪だ。
大陸の中国人自身も、中国共産党はクソだと思っているだろう。

ただ、私は中国共産党がどうしたいのか、よく分からない。
米国のように、世界中を米国化したい、という欲望があるならまだしも、
特にそういうわけではないらしい。

国内で言論弾圧をしているのは、一党独裁体制を守るためである。
何のために守っているかといえば、利権だろう。
初期の中国共産党が掲げた理想は、もはや中国共産党員ですら忘れて
いるに違いない。世代が交代したのだから当然だ。

ベトナムやフィリピンの領海を侵しているのも、やはり利権だろう。
中国共産党が掲げる理想をベトナムやフィリピンに広めるためではない。

日本の尖閣諸島は、面子のためだろうと思う。
中国共産党の面子に対抗して、こちらもメンチを切るのはヤンキーの
メンタリティである。恥ずかしい。

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もし中国共産党が世界中に勢力を広げたいのなら、もっと戦略的に
なるべきだろう。
現在、中国と同盟を結んでいる国はどのくらいあるだろうか。

もしかしたら、相手と対等な関係を結ぶ、という考え方が歴史的に
ないのかもしれない。
自分が嫌われる理由に気がつかないのは、とても不幸である。

ソフトパワーでは、各国に孔子学院を作っている。
だが中国人に好意を持つ人たちが増えるには時間がかかるだろう。
そういえば「レッドクリフ」のようなヒット映画が、それ以降ないの
だけれど、どうなっているんだろう。

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自分の金儲けしか興味のない人間ばかりが中枢にいる中国共産党が
自壊するのは目に見えている。
そうならないためには、新しい理想を国民に示さなければならない。

だが、中国人の心をつかむような言葉は出ないだろうし、政府が何を
言っても中国人は本気にしないだろう。
これで国家の体をなしているのが不思議である。