Boaz2014-10-12

台風が来ているので一歩も外へ出ず。
せっかくBerryz工房が松山に来ているというのに、見に行けなくて残念。
といっても、四国に最接近するのは明日の朝から夕方にかけてのようだ。



ネタがないので、朝日新聞の「特派員メモ」欄から。

イスタンブール 娘にチュー 困った


 9月から暮らすイスタンブールで、一つ困ったことがある。5歳の娘が
「スキンシップ攻勢」にあっているのだ。


 地下鉄で隣り合わせた乗客や、レストランのウエーターに、ほっぺを
軽くつねられたり、二の腕をモミモミされたりするのはしょっちゅう。
当初は、国が変われば文化も変わると受け止めていた。


 ところが、先日、スーパーで買い物をしていたら、果物売り場のおじさんが
わざわざ娘に近寄ってきてしゃがみ、両手で顔を引き寄せて、ほっぺにブチュッ。
思わず「おいおいおい」と日本語が出てしまった。


 娘も「知らない人につねられたり、チューされたりするのはイヤ」と言うので、
トルコ人の男性助手に相談すると、彼は爆笑した。いわく、
トルコ人は子供が好きで、言葉で表せない愛情をスキンシップで表現するんです。
気にしないでください」。


 前任地のニューヨークでもハグする習慣はあったが、相手は家族や友人だった。
やはり初対面の人が、いきなり娘のほっぺにチューしてくるのには抵抗がある。
トルコ語で「キスはやめてね」は覚えておくべきか。



俺、ちょっとイスタンブールに行ってくる、と思う人もいるだろう。
日本だと完全に事案発生である。


しかし、考えてみると、昔の日本だって、全く知らない人が子供とふれあう
ことはあった。さすがにチューはしないけれども、頭をなでたりするぐらいは
普通だったと思う。


いつから日本はこんなにギスギスするようになったのだろう。


ベビーカーで電車に乗り込むな、という意見が出るようになったのも、
人の心に余裕がなくなった証拠だと思う。
子供がうるさいと思う人は、意識高い系でコンサル語をしゃべるタイプに
多い気がするのは偏見か。