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BSで放送していた「モンティ・パイソン奇跡の復活ライブ前編」を見た。
実質40分弱しかないのに1時間番組にして、残りの20分はいとうせいこう
などが出演して埋めていた。
出演者には申し訳ないが、全く必要なかったよね。

ライブ本編は、70歳を超えた老人たちが、往年のコントや新作コントを
やっていて、衰えは感じたものの、面白かった。
特に「私は中国人が好き」というナンバーは、いかにも英国人らしい
皮肉が効いていてよかった。
ヘイトスピーチの人は見習ってほしいものだが、そんな知性はあるまい。

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モンティ・パイソンのメンバーが老骨に鞭打ってライブを上演したのは、
日本と同様に、英国でもテレビ放送の規制が厳しくなっているからかも、
と邪推してしまった。

例えば、日本の芸人が「私は韓国人が好きニダ」という歌をテレビで
披露したら、大問題になるから、企画の時点でボツだろう。

そう考えると、ウッチャンが中心になってNHKでやっているコント番組は
かなり厳しいラインをかいくぐっているのかもしれない。

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モンティ・パイソンの再結成は、日本でいうなら、ウンナンとダウンタウンが
「夢で逢えたら」を復活させるようなものかもしれない。
いや、世代的にはドリフターズか。

しかし、英国でも日本でも、画期的な芸人というのは、ほとんど出てこない
みたいだ。
そういう時代なのだろうか。