Boaz2014-03-17

先日の読売新聞に、私立大学一般入試の志願者数で、近畿大学が初の
全国1位になった、という記事が載っていた。

 今春の私立大学一般入試(大学入試センター試験利用含む)志願者数で、
近畿大が10万5890人で初の全国1位になったことが10日、教育情報会社
「大学通信」のまとめでわかった。


 関西の大学が志願者数最多となるのも初めて。昨年まで4年連続1位だった
明治大は約400人及ばず2位だった。


 近畿大は前回2013年度入試から、インターネットで出願した人の受験料を
3000円割り引く制度を導入。14年度入試では紙の願書を廃止した。世界で
初めて完全養殖に成功したクロマグロなどの専門料理店も話題を集めた。


 近畿大では「研究の成果や入試改革が、受験生に好意的に受け止められた」
と分析していた。

順位 大学 志願者数 前年比
1 近畿大学 105,890 +7462
2 明治大学 105,512 -4422
3 早稲田大学 105,424 -1344
4 日本大学 96,082 +3574
5 法政大学 94,808 +5761


受験料はいま3万5000円になっている。併願による割引などもあるので、
単純に計算できないが、10万人が3万円を納入したとしたら30億円である。
合格でも不合格でも返さなくていいお金が30億円入る。すごい金額だ。


近畿大学の成功で、インターネット出願はどんどん広がるだろう。
学生はスマホから出願できるので便利になるが、親の負担は大変だ。
もっと値段を下げてもいいのでは、とも思うが、自分のクビを締める
ようなことはしないだろう。


志願者数のランキングをみると、早稲田大学記念受験枠だと思うが、
残りの大学は、がんばったら何とかなるんじゃね? レベルである。
もちろん、それは学生の幻想であり、一定の学力が必要なのだが、
中堅大学の「値ごろ感」が志願者数を支えていると言ってもいいだろう。


少子化が進んでいくので、定員割れする大学もどんどん出てくるなか、
受験者が殺到する大学は勝ち組である。
もっとも、就職のときはまた別なのだが。