「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」を6巻まで読み終えた。
- 作者: 渡航,ぽんかん(8)
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/11/20
- メディア: 文庫
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感想は7巻を読み終えてからにしよう。
↓
米国の青春映画には、プロムという行事がよく出てくる。
高校で学年が終わるごとに開催されるフォーマルなダンスパーティー、
というのが辞書的な意味だが、たいていは卒業パーティーが描写される。
基本的に米国はカップル強要文化なので、男女ペアで出席しなければ
ならない。
このときのペア決めで暗黒の死闘が繰り広げられ、人間関係が泥沼化
する。
パーティーの最後に、投票でその学年のキング&クイーンのペアが
選ばれ、最も盛り上がる。
たいていは男がフットボールかバスケットの選手で女はチアリーダー
である。
要するにリア充どものお祭りだ。
↓
この行事に対して、多くの映画は苦い思い出を描いている。
映画監督や脚本家になるような人は、高校生のときにスクールカースト
の下位にいて、リア充爆発しろと思っていたのだろう。
もちろん、リア充が映画監督になる場合もあるから、好意的に描かれる
こともある。
そういう人はたいてい共和党支持者だ。
日本にはパーティー文化が根づいていないから、こんなキチガイみたい
な慣習が持ち込まれることはないと思うが、首都圏の進学校では定着
しているのかもしれない。
あるいは、大学生の新歓コンパが、米国のプロムを日本仕様にしたもの
なのかも。