今日、松山は豪雨だった。
フロントガラスに塗った撥水剤は全く効果がなかった。もう塗らない。
クルマを運転してはじめて、カッパを着て自転車を運転する危険性に
気がつく。
老婆心ながら付け加えておくと、地方の高校生は自転車通学が多く、
公共交通機関が発達していないので、雨の日も学校指定の雨ガッパを
着用して自転車をこぐ。
このカッパだが、私が着ていた時代と比べて性能がよくなっていると
思いたいが、見ていると同じような気がする。
たしかに防水性はある。
けれども、自転車をこいでいると発汗してくるが、この汗が外に出て
いかないので、全身がぐっしょりする。気持ち悪くなるほど。
そして、頭部もフード状のもので覆うけれども、視界が狭くなり大変
危険である。もしメガネをかけていたら確実に曇るだろう。
このような状態で車道を走っていると、事故になる確率は高い。
が、高校生はクルマを運転したことがないので、自分がどのくらい
危険なのかは分からない。
できれば、通気性のいい、視界が広くなるような雨ガッパの開発を
急いでほしいものだが、この分野にイノベーションが起こることは
なさそうである。