民主党が野党だったとき、英国を真似てシャドーキャビネットというのを
作っていた。
政権交代しても、すぐに内閣ができますよ、というアピールであるが、自
民党は洟も引っ掛けなかった。当たり前か。
政治がおかしいのは国会議員のせいだけではなく、官僚たちも制度疲労を
起こしているからである。
米国は政権が変わったら官僚も交代するそうだが、属国たる日本でもなぜ
それができないのか。
ここはひとつ、官僚を二分割して、お互いに競わせてはどうか。
AとBに分けて、Aは与党、Bは野党に組ませて、官僚が官僚を攻撃するので
ある。
そして、事務次官レベルの官僚の詳細なプロフィールを公開して、国民に
対して具体的なイメージを明らかにする。
もちろん、どんな政策を持っているかも話してもらう。
選挙では国会議員候補に投票するシステムは変えないが、その候補がどん
な官僚と組んでいるかは明記させる。
そうすると国民は間接的に官僚を選べるわけである。
名付けてシャドービューローというのはどうか。