外国人が何かで指摘していたことで、日本の道路にでかでかと書いて
ある交通安全標語は何なのか、という話があった。
「飲んだら乗るな 乗るなら飲むな」とか「守ってよ そこは僕らの
通学路」とかいうやつだ。
言葉で事故が減るのなら、外国でもやっているだろう。
しかし、そのような統計はたぶんないのではなかろうか。
事故を防ぐには、もっと工学的な工夫が必要であって、本人の自覚は
二の次である、というのがリアルかつクールな判断だと思う。
で、いまも税金を使って交通安全標語を募集し、街中に貼り付けてい
るのはいかがなものか。
このような苦情は、前から警察に届いていると思うが、いろいろな事
情でなかったことになっているのだろう。
そもそも、交通安全標語の年間予算はいくらぐらいだろうか。
さらに言うならば、交通標識の費用対効果についても、誰か研究して
いる人はいるのか、と思う。
あれを作っている会社は、けっこう儲けているのかもしれない。