はなまるうどんの終焉

今日、久しぶりに「はなまるうどん」に入ってみた。
すると、材料費高騰のために、天ぷら類を値上げする、という張り紙があった。


なるほど、確かに油などが高くなったからなぁ、と思い、いつものようにかけ
うどん(小)と野菜かきあげ天ぷらをとってレジに向かった。
従来なら、これで200円ちょうどだったが、いまは210円だ。


ふと、レジのところを見ると、かつおパックが30円で売っている。
そして、かつおぶし無料サービスの中止、という張り紙があった。
なんということだ。


天カスと生姜が無料のままなのは、それほど取る人がいないからだろうか。
しかし、削り節を山盛り入れる人もそれほど多くないと思うのだが、企業に深
刻なダメージを与えるほど取っていくのだろうか‥‥


あらためてメニューを見てみると、かけうどん(小)の105円は看板メニューだ
から据え置くとしても、他はけっこうぼったくっている。
ちょっとしたトッピングで300円近くとるのはどうかと思うが、そうでもしなけ
れば赤字になってしまうのだろう。


私は、うどんなんて安いものだ、と思っているから、かけうどんと天ぷら一品
ぐらいしか頼まない。
500円も600円もするカレーや牛丼セットを頼むぐらいなら、最初からカレー屋
や牛丼屋に行く。


もともと、うどん屋は100円、200円の商売ではなかったのか。
全国にフランチャイズ展開するのに、無理があったような気がする。


讃岐うどんブームが去ったいま、「はなまるうどん」はどうなっていくのか。
けっこう好きな味だけに、なくなってしまうのが惜しい。
なくなると決まったわけではないのだけれど。