NHK「激流中国」第二回目を見た。
中国には政府を批判できるような報道の自由がない、というレポートだった。
戦前の日本も、内務省の官僚が出版物を提出させていちいち検閲していたらしい。
(三谷幸喜の「笑の大学」を見ただけの知識しかないのだがw)
中国の官僚は、いまだにそういう面倒くさい作業をやっているのだろう。ご苦労なことだ。
中国では、本や雑誌は屋台のような場所で売られているみたいだ。
私は中国本土に行ったことはないが、香港や台湾でも、日本のいわゆる本屋らしい本屋を
見たことがない。
紀伊国屋書店のような大型のブックストアーは存在しないのかもしれない。
おそらく、読書をするようなインテリは、もっと小さな専門店で本を買うのだろう。
大衆のほとんどは、日本でいうところのキオスクのような店で雑誌や新聞を買うんだと思
う。文庫本とかペーパーバックみたいな本は、もっと文化的に成熟しないと普及しないん
じゃなかろうか。
番組の中で、ひとりの記者が人身売買された人の記事を書いていた。
12年前、出稼ぎから故郷に戻る途中に誘拐され、農村に60万円ぐらいで売られた女性がい
た。たまたま高学歴だったために村の小学校の先生になっているという。
ずっと監視されているので、逃げ出すこともできないらしい。
これ、日本だったら大事件になっているはずだが、中国では交通事故ていどによくあるこ
とのようだ。
中国の農村では、このように外部から誘拐した女性を買うことが多いらしい。
男の子を産むマシーンが切実に欲しいのだろうか。
日本でも、農村実習の裏テーマが嫁探しだ、ということを知らずに参加した女性がひどい
目に遭った、という話を読んだことがある。
それ以前にも、フィリピン人女性が農家に嫁いでいた時代があったし。
さすがに、日本では女性を誘拐することはないだろうけど、どんなに教育が普及しても、
農村のメンタリティは変わらないのかもしれない。
中国の農村ではなおさらだろう。
中国共産党が報道の自由を許さなかったり、選挙権を与えなかったりするのは、このよう
なバカどもを野放しにすれば、国が成り立たなくなることを知っているからだ。
一党独裁というタガが外れたらどうなるのか、周辺国はシミュレートしているのだろうか?
民主化すればいいというわけではないと思うのだが‥‥
本文と写真はまったく関係ありません
从 ´ ヮ`)<ニーハオ! れいなパンダ可愛いかろー?
川o・-・)<(‥‥パンダの肉っておいしいのかしら)