NHK「プラネット・アース」は毎回すばらしい映像を見せてくれる。
今回は森林とそこで生きる生物の生態を追っていた。
私はバオバブの花を初めて見たが、開花するときの様子がなんともいえずエロティックだった。
あれが受粉してできる果実はどんなものなのだろうか?
そこまで見せてほしかった。
このような貴重な動植物を見せられると、環境を大事にしなければならんな、と思うのだが、考えて
みれば、人間の時間の捉え方を変えれば違う結論も出てくる。
よく、地球を守ろう、とか言うけれど、別に地球は守っても守らなくても関係なく存在する。
人類のいまの暮らしを守ろう、というスローガンをすりかえているだけである。
環境問題とは、私たちの便利な生活がどのくらい持続できるか、という話であって、地球がどうなる
とかいう話ではない。
だから、温暖化にしろ、森林伐採にしろ、数百年のスパンで考えれば人類に深刻なダメージを与える
かもしれないけれど、数百万年のスパンで考えれば、放っておいても問題なかろう。
1億年後に地球は確実に存在するだろうが、人類は絶滅してる可能性が高い。そのとき、生態系だって
現在とはまったく違っているだろう。
いま必死で守ろうとしている動植物なども、長い目で見ればほとんどがなくなるのである。
かといって、いまの環境破壊をそのままにしていいわけではない。
やはり、自分の孫が生きている間ぐらいのことはきちんと考えて、孫の世代が困らないような世の中に
するべきだと思う。
ていうか、そのぐらい先までしか想像できないだろうし。
(四半期ごとの利益を追求している人たちにとっては、来年のことさえどうでもいいかもしれないけど)
もし米国の大金持ちが、世界一大きいセコイアの樹を伐採しようとしたら、どうなるだろうか。
金で買えないものはない、と思った人が、あらゆる手段に訴えて貴重な樹を自分のものにしたとき、ど
んな気持ちになるのだろう。
こんなもん、ただのでっかい樹じゃねぇか、としか感じないのかもしれない。
経済合理性なんて、この程度のものだと私は思うけど。
本文と写真はまったく関係ありません
从o゚ー゚从<セコイヤチョコレートって食べたことある?
川*^∇^)||<‥‥ごめん、知らない