冷蔵庫

これは我が家の恥なので、あまり言いたくはないのだが、こういう家庭は他にあるのかどうか
世間に問うてみたい。


昨日、両親が留守だったので冷蔵庫を掃除した。
まず、中のものを全部外に出して、棚やボックスを取り外して風呂場で洗った。
そして、中のものを賞味期限切れのものとそうでないものに分けて、同じ種類のものどうしに
整理して、棄てられるものはゴミ袋に入れた。
この作業に約6時間かかった。


私の母親は、とにかく何でも冷蔵庫に突っ込む人で、冷蔵庫に入れておきさえすれば永遠に
腐ることはないと信じているらしい。
そして、どんどん押し込むものだから、古いものは奥の方へいってしまい、外に出るチャンスを
失う。


また、同じ種類のものをまとめておくという作業も苦手なので、とにかく隙間があれば何かを
詰め込んでしまい、なくなったと思ったら新しいのを買う。
だから、中のものを全部出してみると、マヨネーズやケチャップが何本も出てくる。


今回の掃除で最も古いものは、賞味期限が2000年4月のキムチだった。
プラスチック容器の中で、赤黒いものがどろりと横たわっており、フタを開けるのが怖かった
ため、そのまま捨てた。分別できず申し訳ない。


半年前の豆腐も出てきた。
封を開けてないから見た目はそのままである。
水を切ってから棄てようと思い、開けてみると、少し固くなっていただけだった。
あれはその気になれば食べられるのだろうか? 


棚には、残ったおかずか何かのこぼれた汁が乾燥して、キャラメルが溶けたみたいになっている。
これをこそげ落として洗う。
そういえば不思議なのだが、母親は大量におかずを作るので、必ず余る。
余ったものは冷蔵庫に入れ、翌日食べればいいのだが、そのまま放置することが多い。
一週間ぐらいして、父親が腐ったのを発見して、棄てる。母親が棄てることはない。
なぜ人数分のおかずを作らないのかが分からない。


もしかして呆けているかと思われる方もいるかもしれないが、私が子供のころからそうなので
ある。自分の家の冷蔵庫がこんなものだから、他人のところもそうなのだろうと思っていたが、
きれいにしている人もいることが分かって驚いた。


私は一人暮らしを始めたとき、母親を反面教師にして、基本的に食べきれる量しか食材を買わ
ないようにし、おかずも一人前か二人前の分量で作った。
おかげで冷蔵庫に賞味期限切れのものが入っていたことは、ほとんどない。
(一度だけ、人からもらったナメタケの瓶詰めを2年ぐらい放置したことがあったが)


中学校の数学で、同類項の整理というのをやると思うが、母親はあれが苦手だったのではないか。
もしかしたら、4a-a=4 と答えるのかもしれない。
冷蔵庫がきちんと整理されている人は、数学ができるという仮説‥‥立証するのは難しそうだ。


昨日きれいにした冷蔵庫も、3ヵ月後には元に戻っていると思うと切なくなってくる。


本文と写真はまったく関係ありません

(●´ー`)<冷蔵庫に入れっぱなしのヨーグルトにキノコを生やしたことがあるべ