サービスデーで夕方からの上映を見ることができた。
観客は15人前後。意外と女性客が多かった。
銀行強盗の前に、関係者のインタビューという構成で
テレビ版を再編集している。
そして銀行強盗からはリアルタイムになって、テレビ版の
先をきちんと描いて終わっていた。見事な演出だった。
本当にテレビ版の終わり方だと不安になっていたのだが、
悪い奴は罰を受けて、主人公は幸せになっていて、納得
して映画館を出ることができた。
テレビ版でモヤモヤしていた人はぜひ劇場まで足を
運んでほしい。
サービスデーで夕方からの上映を見ることができた。
観客は15人前後。意外と女性客が多かった。
銀行強盗の前に、関係者のインタビューという構成で
テレビ版を再編集している。
そして銀行強盗からはリアルタイムになって、テレビ版の
先をきちんと描いて終わっていた。見事な演出だった。
本当にテレビ版の終わり方だと不安になっていたのだが、
悪い奴は罰を受けて、主人公は幸せになっていて、納得
して映画館を出ることができた。
テレビ版でモヤモヤしていた人はぜひ劇場まで足を
運んでほしい。
雨の日のレイトショーで観客は10人ぐらい。
特典の冊子もゲットできた。
劇場版は、小冊子で高橋李依がコメントしていた
修学旅行のような特別なイベントではなく、中学3年生の
最後の夏休みを描いたものだった。
前半は「虫送り」で後半は子猫の「ハナ」の話。
小豆島の虫送りは一度見てみたいのだが、四国に住んでいる
とはいえ、ちょっと遠いのでなかなか足を伸ばせないのだった。
おっさんから見ると、かけがえのない日常を見せられている
わけで、見終わったときの喪失感が大きい。
それが「高木さん」の評価につながっていると思う。
↓
スピンオフの「(元)高木さん」では、西片と高木さんは
結婚して子供までいる。
めでたいのだが、現実にはあまりない話だ。
高木さんは中学で好きになった相手と結婚しているわけで、
その一途さにはちょっと執念すら感じる。
ほのぼのした初恋コメディのはずが、だんだん怖くなって
くるのだ。
たとえば、高校生や大学生になったとき、西片のことを
好きな別の女性が現れたら、高木さんはどうしただろうか。
ずっと西片の気持ちをコントロールできたのかどうか。
「本当は怖い高木さん」という同人ネタができそうである。
サービスデーのレイトショーで観客は4人。明日上映終了なので
ギリギリ間に合った。
まあ、爆死するのもむべなるかな、という映画だった。
制作側にそんな意図はないかもしれないが、アニメやアニメ監督に
対する悪意がずっとあるような気がした。
悪意というか、実写の方が上なんだよ、という目線というか。
アニメに対するリスペクトがないので、アニメを踏み台にした
何かにしか見えなかったのです。
そのあたりは敏感に感じ取れるので、「SHIROBAKO」のような
作品を期待した観客からはそっぽを向かれたのではないか。
↓
そもそも、アニメの新人監督の立場はあんなに弱いものなのか。
というか、いきなり土曜5時の枠でオリジナル作品をぶっ込める
ものなのか。
邦画で定番の、土砂降りの雨の中でひざまずくシーンも唐突だし、
アパートの隣の男の子とどうして仲良くなったのか説明がカット
されているので、よくわからなかった。
最後に中村倫也が尾野真千子にプロポーズするのも、すべてを
台無しにしているような気がした。
結局、リア充にもアニヲタにも寄り添えなかった不幸な映画に
なってしまった。
監督はかわいそうに次回作を作るのが難しくなったのでは
なかろうか。
Twitterのタイムラインで、この映画のことを
「室町時代のボヘミアン・ラプソディでどろろ」
と評していたのを見た。
見終わったら、なるほど簡潔な要約だ、と唸った。
琵琶の音や盲目の人の感覚を表現する技法など、
音楽や映像は素晴らしいものだった。
ただ、これほどロケンロールな楽曲をがっつり
演奏するとは思わなかった。
たしか坂本龍一がEテレの番組で言っていたが、
クラシック音楽とポピュラー音楽の一番大きな
違いは、ドラムとベースの有無だそうだ。
当然だが、室町時代の音曲にドラムとベースは
ない。というかエレキギターもない。
が、そこは敢えて無視してゴージャスな音と
ダンスを表現すると決めたのだろう。
その方向性は間違っていないと思うのだが、
もし琵琶と語りだけでこの映画を作っていたら
どうなっていたのか、ちょっと興味がある。
平日のレイトショーで観客は10人ぐらい。
大都市ではヒットしているようだが、田舎ではどうなのだろう。
以下、ネタバレあり。
Twitterで多少ネガティブな評価を目にしていて不安だったのだが、
良い映画だったと思う。
確かに、ゾフィはなんであんな最終兵器を持っているのか不思議
だし、それを撃退したらあっさり手のひらを返すのもおかしい。
もとのゼットンのエピソード準拠なので、そういう展開になる
のはわかるのだが、見た人が首をひねるのも当然だろう。
「シン・ゴジラ」から継続して感じるのは、政治に対する軽い
絶望である。さらに「シン・ウルトラマン」では人類に対する
絶望も追加されていたように思える。
政治家が全員おじいさんなのは見ていてしんどかった。
それにしても、なぜザラブ星人もメフィラス星人も、単体で
やってきて倒されるのか。
ウルトラマンの世界観だからしょうがないのだけれど、
外星人は軍隊で攻めてくるという考えはないのだろうか。
そういうやり方は野蛮だから、という思想なのですかね。
↓
斉藤工をキャスティングしたのはとてもよかった。
謎めいているしプロポーションもウルトラマンっぽいし。
ウルトラマンの顔も、なんとなく斉藤工っぽく見えてきた。
個人的に好きだったのは、斉藤工が図書館で「野生の思考」を
読んでいるところだった。
レヴィ・ストロースをチョイスする知性よ。
長澤まさみは太ももが色っぽかったです。
現場からは以上です。
ロシアがウクライナを侵略したことで、ロシアの海外資産が凍結されている。
オリガルヒと呼ばれる財閥の資産も同様だそうだ。
敵対国の海外資産を凍結するというのは、どういう根拠なのかは知らないが、
法的に決まっているのだろう。
この場合、「凍結」であって、処罰した国も手を付けない、というのが
暗黙の了解のようだ。
一方プーチンは、ロシアから撤退した企業は国有化する、と報復を検討して
いるらしい。
国有化が許されるなら、西欧もロシアの資産を凍結せず勝手に使ったら
どうか、と思っている。
プーチンやオリガルヒが蓄えたお金を、ウクライナ難民に配るのだ。
戦争を続けている間、彼らの資産がどんどん溶けていく。
経済制裁よりよほどダメージがでかいのではないか。
しかし凍結がルールになっているということは、勝手に資産を処分
することは何かの法律に違反していて、訴えられると困るのだろう。
だが、このさい国際法とやらを改正して、経済制裁の方法のひとつ
として、海外資産を被害者のために使う、という条項を入れてみては
どうか。
他人の金をどんどん使うのは、きっと楽しいぞ。