*[映画]劇場版 からかい上手の高木さん

雨の日のレイトショーで観客は10人ぐらい。
特典の冊子もゲットできた。


劇場版は、小冊子で高橋李依がコメントしていた
修学旅行のような特別なイベントではなく、中学3年生の
最後の夏休みを描いたものだった。
前半は「虫送り」で後半は子猫の「ハナ」の話。


小豆島の虫送りは一度見てみたいのだが、四国に住んでいる
とはいえ、ちょっと遠いのでなかなか足を伸ばせないのだった。



おっさんから見ると、かけがえのない日常を見せられている
わけで、見終わったときの喪失感が大きい。
それが「高木さん」の評価につながっていると思う。



スピンオフの「(元)高木さん」では、西片と高木さんは
結婚して子供までいる。
めでたいのだが、現実にはあまりない話だ。


高木さんは中学で好きになった相手と結婚しているわけで、
その一途さにはちょっと執念すら感じる。
ほのぼのした初恋コメディのはずが、だんだん怖くなって
くるのだ。


たとえば、高校生や大学生になったとき、西片のことを
好きな別の女性が現れたら、高木さんはどうしただろうか。
ずっと西片の気持ちをコントロールできたのかどうか。
「本当は怖い高木さん」という同人ネタができそうである。