愛媛県警の誤認逮捕事件で、県警は謝罪したものの、自白の強要は

なかった、と発表した。

これに対して被害者は反論したが、おそらくこれでうやむやになって

終わるのだろう。

捜査を担当した課長は西条市に左遷されている。

 

こういう県警の体質は、明治時代から続いているような気がする。

戦後、GHQによって大幅に刷新されたはずだが、いつの間にか戦前の

警察組織になっているのではなかろうか。

 

弁護士団体が取り調べの可視化を要求して、少しは導入されているが、

田舎の警察にはそんなものはないのだろう。

愛媛県の警察には、まだ21世紀は来ていないのだと思う。

 

神戸市の小学校の教師4人が若い教師をいじめていたニュースを

見た。いじめている様子を録画していたという。

 

前から不思議に思っていたのだが、なぜ彼らはわざわざ映像に

残したりあまつさえそれをアップするのだろうか。

 

それは、いじめる側が楽しいバラエティ番組を作っていると

本気で思っているからだ。

後からそれを見てもう一度笑うのが目的なのだろう。

 

 

テレビ番組で仕切り役が芸人に無茶振りをするのは、良いように

解釈すれば、その芸人を売れるようにするためである。

面白ければカットされずに放映されて仕事が増える。

お互いに納得した関係だ。

 

それを素人が真似をしたら、単なるいじめである。

このことを理解できない人がスクールカーストのトップに君臨して

いるのが現状なのだろう。

自分は人気番組のMCだと錯覚して、みんなを笑わせるいいことを

していると思っている。

 

おそらく神戸市の教師たちも、自分たちが思う最高のバラエティ

番組を作っていたつもりだったのだろう。

子供のころからそういう番組を見て育って、ずっと仕切り役のまま

社会人になったのだろうから、人をいじめているという感覚はゼロ

だったと思う。

 

 

では、主に吉本興業の芸人たちがやっているスクールカースト型の

バラエティ番組をやめればいいのかといえば、そうではない。

あれはプロの仕事なので、需要がある限りは続けてもいいと思う。

 

問題は勘違いした素人である。

そういう奴は、一度プロに揉まれてみてはどうだろうか。

自称MCたちを集めて、徹底的にダメ出ししてもらうと目が覚める

ような気がする。

 

吉本興業の芸人たちは、自分たちの罪滅ぼしも兼ねて、素人がマネ

したらあかんキャンペーンで全国を回ってみたらどうだろうか。

 

朝日新聞の夕刊で、しりあがり寿が「地球防衛家のヒトビト」という

4コママンガを連載していると思うのだが、今もやっているのだろうか。

というのも、地方では夕刊がないので、朝刊に夕刊の記事も入れられて

いて、半日遅れで掲載される。

 

しかし、ここ数ヶ月、そういえばしりあがり寿のマンガな掲載されて

ないな、と気がついた。

ウェブ上の朝日新聞を見ても、有料会員でないと全部読めないので、

検索してもよく分からない。

 

もしかしたら、私が休載のお知らせを読み落としているだけなのかも

しれないが。

 

アニメ「鬼滅の刃」を見終えた。

これは盛り上がる物語で、私もマンガで続きを読みたくなった。

実に少年マンガらしいヒーローが主人公だからだろうか。

一方で、善逸というキャラクターがウザくて面白かった。

アニメで見ているときは、彼が登場すると話がまったく進まない

のでイライラしたのだが、なぜか憎めないのである。

続きは映画で公開されるそうなので楽しみだ。

 

 

アニメ「Re:ステージ! ドリーム・デイズ♪」を見終えた。

スマホゲームのアニメ版だそうだが、曲がよかった。

特にOPの「Don't think, スマイル!」は編曲がすごい。

物語の構造はほぼガルパンである。

ただ、アイドルがステージで表現するものだから、勝敗が

分かりやすく決められない。

そのあたりで盛り上がりに欠けたのではなかろうか。

 

 

アニメ「グランベルム」を見終えた。

まどマギ系の作品だが、本家には遠く及ばなかった感がある。

そもそも、なんでロボットで戦う? という疑問があった私は

この作品の本当のお客ではなかったのだろう。

ここでも悠木碧の演技が群を抜いていた。

 

 

アニメ「まちカドまぞく」を見終えた。

私は百合の人ではないのでのめり込むような感じはなく、普通に

面白く見たのだが、前半はちょっとダレていたような気がする。

EDに出てくる化け物たちは何だろうとずっと思っていて、後半に

なってようやく分かった。

 

 

あと完走したのは「ロード・エルメロイ二世」「異世界チート魔術師

とある科学の一方通行」「ダンまち2」などだが、個別に感想を言う

体力がない。

*[本]君と漕ぐ2

面白かった。
こういう青春小説を読めるのは幸せだ。


なんだか女子どうしの面倒くさい関係がこれからもっと
こんがらがりそうだ。
湧別恵梨香だけがそれに気がついていないような気がする。


あと、もしかしたら誰かが選手生命にかかわる大怪我をする
ような気もする。ありがちな展開なので私が編集者なら悩む
ところだが。


それから主人公のひとり黒部舞奈は、競技者として覚醒するの
だろうか。このままだとモブキャラのままになりそうだが、
作者もそんなことはしないだろう。


このペースだと完結するのに5年ぐらいかかりそうで、
無事に最後まで読めるのか、この歳になるとちょっと心配に
なる。

*[映画]引っ越し大名!

映画の割引の日だったので見に行った。
なんと観客は私ひとりの貸し切り状態だった。
シネマサンシャイン重信では何度かあったが、衣山では珍しい。


映画はわりと盛りだくさんな内容で普通に面白かったのだが、
どうもブレがあったというか、話の着地点が別のところに行って
しまったように思えた。


つまり、大名の国替えという一大プロジェクトを任された若侍が
無事に引っ越しを達成する、というラインがあって、それはちゃんと
語られている。


その派生的な出来事として、2000人いる家臣のうち600人を一時的に
リストラしなければならなくなる。
映画は、このリストラされた侍たちが苦節15年後に再び召し抱えられる、
という場面で終わっている。


それはそれでいい話なのだが、そういうラストに持っていくのなら、
引っ越しのあれこれはドタバタしすぎではないか、と思う。
ミュージカル風に歌まで唄っているし。



ところで、ピエール瀧が事件を起こしたので、彼が出演したところは
撮影しなおしたと聞いて、いったい誰が代役をつとめたのだろう、と
見ていたら、普通にピエール瀧が出てきて驚いた。
話が違うではないか。
取り直す予算がなかったのだろうし、公開時期をずらすことでオッケー
にしたのだろう。


念の為に言えば、事件を起こした人と出演した作品は別ものであって、
差し替えたりお蔵入りする必要はないと思っている。