アニメ「からくりサーカス」を見終えた。

マンガは連載時から読んでいたのだが、後半はほとんど忘れていた。

真夜中のサーカスでの死闘がこんな前の方だったとは自分の記憶も

いいかげんなものだ。

 

最後まで見て、なんだか食い足りなかったので本棚からマンガを

引っ張り出して読んでみた。

マンガの熱量がすごくて、これをそのままアニメに移すのは

不可能かもしれないと思った。

 

アニメがもうひとつだと思った人は、ぜひ原作のマンガを読んで

いただきたい。

 

 

アニメ「賢者の孫」を見終えた。

そこそこ旨いスナック菓子を食べたような感じだった。

キャラクターが多くて、みんな欧米系の名前だったので、ほぼ

記憶できなかった。このラノベの読者はみんなフルネームで

言えるのだろうか。

 

 

アニメ「世話焼きキツネの仙狐さん」を見終えた。

これをたたき台にして、いろいろ考えられそうな作品だった。

 

これが今のオタクの願望だとすると、もはや若い女性と恋愛

するとかそういうのはどうでもよくなっている。

ひたすら母親に甘えたい、ということだろうか。

仙狐さんのしっぽは母の乳房の代替物であろう。

 

また、近年の異世界転生ものでは、転生前の主人公が夜中まで

働いていることが多い。「賢者の孫」もそうだった。

「仙狐さん」の主人公が勤めている会社も労務管理が全くダメで、

経営者は無能である。

 

実生活で疲れ果てているから、恋愛なんて面倒なことは

する気力もなく、ただただ甘えるファンタジーの世界に

入っていくのだろう。

 

オタク向けのコンテンツで、主人公の性欲がどう変化して

いったか、まとめてみると面白いかもしれない。

 

アニメ「異世界かるてっと」を見終えた。

まさかの二期発表に驚いたが、そんなに人気が高かったとは。

いちおう元のアニメはすべて見ているので、細かいギャグも

分かって楽しめた。

OP曲は大石昌良が作っており「ゴクドルズ」と同じ匂いを

感じた。

 

 

アニメ「501部隊発進します」を見終えた。

これも劇場版が制作されるそうで、ちょっと首をかしげる

個人的にはこういうスピオンオフ作品での同人誌ノリは

嫌いではないのだが、けっこう雑な話もあった。

ストライクウィッチーズの本編はどうなっているのだろう? 

 

 

アニメ「盾の勇者の成り上がり」を見終えた。

私は毎週楽しみに見ていたけれど、世間の評価はどうだったの

だろうか。ほかの異世界ものよりはきちんとしていたと思うのだが。

 

ネットで、なぜ盾の勇者だけが差別されているのか、わりと早い

段階でネタバレを見てしまったおかげで、余裕をもって見ることが

できた。

もしネタバレを見ていなかったら、中盤にイライラしていたと思う。

原作はどのタイミングでその設定を明かしていたのかは知らないが、

アニメではもう少し早めに三勇教の話をしておくべきだったのでは

なかろうか。

 

「ふたばにめ」枠のショートアニメ3本を見終えた。

「超可動ガール1/6」はわりと楽しめたのだが、どうもセンスが

古いように見える。オッサンの私がそう思うのだが、若い人は

どうなのだろう? 

女子かう生」はいっそのこと完全にサイレントでやるくらい

攻めてもよかったのではなかろうか。声優のうめき声だけだと

中途半端な気がした。

ノブナガ先生の幼な妻」は、裸体が光ったり人形芝居が

始まったりと、規制をどうにかしようとする意欲が見られた。

が、キャラクターが増えるばかりで収束に向かわないのは

つまらない。原作どおりだとしても、腐女子ネタでオチを

つけるのはいかがなものか。

 

 

今期は15分以下の作品が多かったが、それだけ予算が厳しく

なっているのだろうか。

短い尺でいかに見せるか、難しいチャレンジだと思うけれど、

どうも大ヒットになったものはなかったようだ。

 

アニメ「どろろ」を見終えた。

原作と違って百鬼丸は前半ほとんど喋らない。

だがそのクールなところが格好よかった。

キャラクターも、敢えて手塚キャラから外しており、

視聴者はバイアスなく見ることができたと思う。

やや中だるみなところもあったが、良いアニメだった。

 

もともとは、水木しげるに嫉妬した手塚治虫が妖怪ものを

描いたマンガで、いま読むとちょっと厳しいところもある。

しかし、失われた自分のパーツを戦って取り戻す、という

パターンはおそらく「どろろ」が最初ではなかろうか。

その意味で、やはり手塚治虫は天才だった。

アニメ「消滅都市」を見終えた。

松田優作探偵物語なんて、今の若者は知らないだろうし、

オッサンでも食いつきは悪いと思う。そのセンスが私とは

合わなかったようだ。エンディングのカバー曲も。

 

一番よく分からなかったのは、ラスボスの目的である。

別の世界の危機を救うために主人公たちのいる世界を消滅

させる、というのは何となく理解できたが、なぜ別の世界は

危機に瀕しているのかという説明はなかった気がする。

重いものを背負った悪役なのだろうけど、ただの殺人鬼に

しか見えなかった。

 

 

アニメ「フェアリー・ゴーン」一期を見終えた。

設定とか作画は好みで期待していたのだが、全部をセリフで

説明しようとして、よく分からなくなってしまった。

 

作っている人には自明なのかもしれないが、地図をもっと

頻繁に出して国と国との位置関係とか、その敵対関係を

説明しないと、理解が追いつかない。

そういうのは公式サイトで見てね、というのであれば、

コアな視聴者しか相手にしてないことになる。

 

それから時系列もたびたび遡ったり現在に戻ったりして、

もう少し整理できないものかと思った。

演出でそうするのが効果的なのは分かるけれど、ここでも

やはり普通の視聴者がおいてけぼりになっていると思う。

 

二期はそのあたりをどう修正してくれるのだろうか。

もし同じように話を進めたら、一期を最後まで見た人も

脱落してしまうのではなかろうか。

 

 

アニメ「何でここに先生が!?」を見終えた。

それぞれのヒロインを演じた声優は、どういうスタンス

だったのだろう。

主題歌を唄った上坂すみれはともかく、それ以外の三人は

なんというかドラマ「フルーツ宅配便」でデリヘル嬢を

演じた女優と同じような匂いを感じた。

 

アニメ「ひとりぼっちの○○生活」を見終えた。

私も人見知りで自分から友達になってくださいと言えないので

主人公の気持ちはとても良く分かった。

周りの人に恵まれて、だんだん友達が増えて幸せになっていく

のを見ることができてよかった。

 

とはいえ、クラス全員と友達になるというミッションは厳しい。

小学生のときのたった一人の友達に、そうしないと絶交だと

言われたから、無理やり努力しているわけで、じゃあ中学で

できた友達は彼女のための踏み台か、という話にもなる。

 

大切な人が増えていく喜びを、最後に感じさせてくれたので

いいアニメを見たという気分になったけど、最終的に主人公と

小学生のときの友達はどうなるのかはちょっと気になる。

 

 

川柳少女」と「みだらな青ちゃんは勉強ができない」は

一応完走したものの自分にはあまりピンと来ないアニメでした。

というか、このレベルの作品をアニメ化するマガジンはすごい。

サンデーはそこを見習うべき。

転売屋がチケットを買い占められるのは、bot と呼ばれる

プログラムで高速・大量に発注できるからだそうだ。

これを阻止することは今の技術ではできないのだろうか。

そうすれば、わざわざ法律を改正しなくてもいいと思うのだが、

難しいのでしょうね。

いっそ、はがきや封書で手書きで応募する形式にしたら

転売屋も面倒くさいのでやる気をなくすかも。