2019-06-25 ■ アニメ「どろろ」を見終えた。 原作と違って百鬼丸は前半ほとんど喋らない。 だがそのクールなところが格好よかった。 キャラクターも、敢えて手塚キャラから外しており、 視聴者はバイアスなく見ることができたと思う。 やや中だるみなところもあったが、良いアニメだった。 もともとは、水木しげるに嫉妬した手塚治虫が妖怪ものを 描いたマンガで、いま読むとちょっと厳しいところもある。 しかし、失われた自分のパーツを戦って取り戻す、という パターンはおそらく「どろろ」が最初ではなかろうか。 その意味で、やはり手塚治虫は天才だった。