参院選の予想をしたいと思う。

投票率は過去最低に近く、自民党が圧勝するだろう。

立憲民主党は壊滅的な打撃を受け、持っていた票は

維新と国民民主党に流れるだろう。

 

 

そして維新と国民民主党は野党ではなく自民党

衛星政党なので、ほとんど大政翼賛会のようになり、

極右的な政策が次々と実現する。

 

 

この暗い予想が外れることを願っているし、私は

投票に行って自民党以外に入れるつもりだ。

しかし、ほとんどの人は危機感を持たず、棄権するか

自民党に入れると思う。

 

 

フィリピンのような国になって後から振り返ったとき、

2022年の参院選がターニングポイントだった、と言われる

だろう。が、それは後出しジャンケンのようなもので、

現在ではどうしようもない。

 

 

 

 

ここまで日本が落ちぶれた原因は、自民党一党独裁であるが、

いまの自民党はかつての自民党の仮面を被った極右カルト政党

であるという点も大きい。

 

 

もうひとつは財務省の“合理的”な判断を誰も止められなかった

ことだ。財務省単体では、できるだけ税収を増やし、

できるだけ支出を減らすこと目的としている。

なので放っておけば、まばたき税や呼吸税を徴収するように

なるだろう。そして神ならぬ身で何が無駄かを勝手に決めて、

単年度の支出を絞るだろう。彼らに長期的な視点はない。

 

 

 

 

さらに霞が関の考えを読めば、首都圏をシンガポールのように

独立させるのではないかと思える。

首都圏で稼いだ金は首都圏で使う、と“合理的”に考えるはずだ。

 

 

そして優れた人間だけに市民権を与え、そうでない人間は追放

する。この場合の優れた人間とは、金を稼げるという意味である。

例外的にスポーツ選手や芸能人も認められるかもしれない。

 

 

大阪がそうなるはずだったのだが、住民投票で否決された。

維新が国政選挙で議席を伸ばせば、東京でも同じようなことを

するだろう。

 

 

 

私個人は投票で抗ってみたのだが、何もできなかった。

 

今後、メディアが統制されてロシアのような状況になるだろう。

自由にこんなことが書けるのも、あと数年かもしれない。

若者たちよ、申し訳なかった。君たちの未来は北朝鮮のように

明るい。