ドナルド・トランプが、自ら立ち上げたサイトを一ヶ月弱で閉じたそうだ。
ツイッターやフェイスブックのアカウントを使えなくなったので、それなら
自分のサイトで発言しようとしたところ、思ったほどフォロワーが伸びなかった
らしい。いい気味だ。
しかし、こういう(私から見て)気が狂った大金持ちというのは、昔もいたと
思うのだが、目立って政治的な活動はしなかったような気がする。
いや、政治的な活動もしていたのだろうが、社会に広まる前に泡沫候補として
消えていたのだ。
つまりネット社会が彼らに力を与えたわけで、気が狂った金持ちは
これからも現れ続けるのだろう。
昔の富豪は、自ら政治家にはならず、政治家を動かす人になって
いたと思うが、今はそうでもないのだろうか。
↓
トランプほどスケールは大きくないが、高須クリニックの人も
私から見れば気が狂った金持ちだ。
自己顕示欲や承認欲求が強い、小児的なメンタルのままお金を
持つと、ああなってしまうのだろう。
ということは、大金を稼ぐ能力と本人の成熟はほぼ関係がない
と言えよう。ゾゾタウンだった人もその典型だ。
成金のロールモデルになるような人がいないのが、彼らの不幸の
ひとつかもしれない。