いや、そんな偉人でもなかろう。
しかし、今井尚哉が何をしたいのかよく分からない。
とにかく世界中に原子力発電所を作りたかったことは
分かった。もちろん日本の原発もどんどん増やしたいだろう。
それ以外にはどんな野望を持っているのか、いまひとつ
つかめない。
自分が政治家になるわけでもなく、暗愚な権力者を利用して
やりたい放題なのだが、ビジョンが見えないのだ。
戦時中の国家総動員法でも通したいのだろうか。
だとしても、やり方が杜撰だし脇が甘すぎる。
失脚したあとで、どんな人物だったのか誰か一冊の本に
まとめてくれたらありがたい。