日経ビジネスオンライン押井守が映画の話をしているのを

読んだら、いい感じに枯れた爺さんの俳優はなぜか英国人に

多くて米国人にはほとんどいない、という。

 

米国の文化は、いつまでも若々しくなければならないからだ、

ということだが、クリント・イーストウッドなんかもそう

だろうか。

 

日本はどうかというと、たしかに枯れた爺さんというイメージの

俳優はあまりいない。仲代達矢ぐらいだろうか。

押井守笠智衆みたいな人のことを言っているのかもしれない。

 

老人ばかりが出演しているドラマ「やすらぎの郷」を見ると、

石坂浩二とか橋爪功なんかはまだ枯れ切っていない。

ミッキー・カーチスが枯れているなとは思うが、彼は英国人との

ハーフだった。

 

そういえば高橋英樹も若々しいなと思って年齢を調べたら

75歳だった。全然見えない。

 

アレック・ギネススターウォーズオビ=ワン・ケノービ役で

出演したときが63歳前後で、いま思うと若いが、かなり枯れた

イメージだった。

押井守はああいうのが理想なのだろう。