安倍政権の情報操作を見ていると、一方では頑固な老人の開き直りが
あり、もう一方には学生の広告サークル的な軽薄さがある。
この2つがからまったのが「桜を見る会」の不祥事だろう。
問題を指摘されたら、公文書を廃棄して情報を隠蔽し、時間稼ぎを
して風化するのを待つ。この繰り返しで乗り切ってきた。
このあたりは自民党のお爺さんたちの傲慢さがよく出ている。
「桜を見る会」で芸能人を多く呼んだのは、おそらく経産省あたり
から内閣府に出向してきた官僚の入れ知恵だろう。
こうすれば世間は騙せますよ、という広告屋の軽薄さである。
もう少し深謀遠慮というものがあればいいと思うが、だいたい
詰めが甘い。
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経産省が主導してきたことで成功した事例って、どのくらあるの
だろうか? ほぼ失敗していると言っていいのではないか。
こうして国富を浪費していることに、財務省が黙っているのが
不思議でならない。