福井県高浜町の元助役が関西電力の幹部らに贈賄していた

事件で、元助役がいかに怖い人だったか、という話が伝わって

きている。

結局、こういうジャイアンみたいな人は、古今東西みんな

困っているのだ。

 

 

王政であれ共和制であれ、権力を握った人はずっと握り続け

ようとする。

 

なので、どんなに悪い人でも(逆にいい人でも)権力に期限を

設けて交代させるのが、一番被害が少ないはずである。

近代的な法治国家なら、たいてい権力は限定されているのだが、

独裁者はどうにかしてそれを解除しようとするものだ。

 

 

国家レベルでは解除は難しくても、市町村役場とか学校とか企業では、

ジャイアンみたいな人がずっと権力を握り続けていることがある。

目の前で恫喝されると怖くて言うことを聞いてしまうのだ。

 

これに対処する方法はあるのだろうか? 

暴力には暴力で抵抗するしかなさそうだが、普通の人はジャイアンには

なれないのである。

 

結局、ジャイアンは死ぬまで権力を握り続けて、長い間みんなが

苦しい思いをする。得をするのはジャイアンに気に入られた人だけだ。

 

我々はどうしたらいいのだろうか。

弱い人が団結してジャイアンを殺すしかないのではなかろうか。

それが野蛮だというなら、誰かスマートな解決方法を教えてほしい。