そろそろマンガの擬音を日本国語大辞典みたいに初出を示して
辞書的に編纂してもいいのではないか、と思った。
でも金も時間もかかるので、たぶん誰もやらないだろうな。
たとえば、食べるときの擬音はだいたい「もぐもぐ」と表記
されるが、最近は「もっもっ」と描いてあることが多い。
「もぐもぐ」よりも一心不乱に食べている感じがする。
新しい表現だと思うが、誰がどのマンガで最初に出したのかが
分からない。分かったからどうだと言われても困るが。
静けさを表す「シーン」とか、心理的な衝撃を表す「がーん」
とかも、誰が発明したのか調べたら面白いのではなかろうか。
でも、多くの擬音はあまり拾われずに残らなかったのだろう。
それでも新しい表現を作り続けるマンガ家はすごい。