- 作者: ハロ☆トラ店長
- 出版社/メーカー: メトロポリタンプレス
- 発売日: 2015/08/08
- メディア: 新書
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売れているのか。
たしか、マツコ・デラックスの「夜の街を徘徊する」という番組で秋葉原の回のときに、
この本を書いた人のバーが出てきたと思う。
オタクの情熱がハロプロ好きの集う店を作ったのだからすごい。
他のアイドルオタクも、そういう店を出したりしているのだろうか。
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一応、道重さゆみというアイドルがデビューしてから卒業するまでを、オタクの
視点から語っており、中興の祖となったサクセスストーリーとして読むことが
できる。
著者は2011年の正月にYoutubeでモーニング娘。の動画見てハマッたという。
そこから後追いして全貌をつかんでいったようだ。
おそらく古参ヲタからは、細かい事実が違っているという指摘もあるに違いない。
なので、誰かがきちんとしたハロプロの記録を作っておくべきだと思う。
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私は亀井絵里ヲタだったので、六期オーディションからリアルタイムで見ている。
(亀井絵里はこのブログの右上の写真の人です)
本書は道重さゆみの伝記なので、亀井絵里の話はあまり出てこないけれども、
道重の心を支えていたのは間違いなく亀井だった。
伝説のアイドルになった道重の影には亀井がいた、という事実を押さえて
いなければ片手落ちになるだろう。
が、亀井は道重と違ってテレビの露出もほとんどなく、ブログも書かなかった。
五期メンバー新垣里沙とコンビを組んだラジオ番組はカルト的な人気があった
けれども、一人で語るラジオ番組を持たなかった。
つまり、ほとんど個人の内面を語ることなく卒業したアイドルだった。
それでも、ときどき道重のラジオで語られる亀井の言葉は、ピンポイントに
道重の心をを震わせて、時には号泣させていた。
(モーニング娘。のリーダーに決まったときに亀井から送れられたメールの
話のときとか)
私は、亀井あっての道重という史観を捨てきれずにいる。
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“さゆえり”と称された道重と亀井は、二人ともアイドルを卒業してから芸能活動に
復帰することなく沈黙を守っている。
一般の女性として幸せになってほしいと思うのだが、現在のモーニング娘。は
ちょっと苦しい時期である。
特に現リーダーの譜久村のメンタルが心配だ。
きっとメールでやりとりはしていると思うけれど、会ってアドバイスをして
ほしいと思う。
自分でも妄言だと分かっているけれど、フクちゃんのピンチを救ってほしい。
きっと本書を書いた人もそう思っているに違いない。