Boaz2015-01-13

遅ればせながら、映画「ベイマックス」を観てきた。
日本語吹き替え版しか上映していなかったので、できれば英語版で
見たかった。


よくできた作品で、100点満点中100点の映画だと思う。
でも120点ではない。そんな感じだろうか。


日本の文化に敬意を払ってくれるのはとてもうれしかったけれど、
やはり登場人物や舞台は米国であり、私だけかもしれないが、映画に
のめり込めないような薄い膜があったような気がした。


なので、ベイマックスを見て、日本のアニメはオワコン、と言う人の
感覚がよく分からない。



ファミリー向けの映画だからかもしれないが、米国の作品では必ず
ガールフレンドやボーイフレンドが登場するものだが、ベイマックス
では異性の影が全く出てこなかった。


そのあたりがオタクのリアリティなのだろうか。
主人公を助けてくれる大学生たちも、みんな何かが欠落している人
なのかもしれない。
主人公の兄も、研究に没頭して彼女がいなかったっぽいし。


実際、主人公に彼女がいれば、ベイマックスが必要ないとも言えるから、
最初の段階で異性関係はなしにしたのかもしれない。


その埋め合わせに、犬の短編作品を先に上映したのか。
あれに出てきたミートボールスパゲッティがちょっとうまそうだったが、
実際のものはたぶんまずいんだろうな。