Boaz2015-01-11

たぶん誰もが思い浮かべて、敢えて言わない話だと思うが、もしフランスの
風刺画に日本の皇室が描かれていたら、どうだったろうか? 


べつにフランスでなくても、中国や韓国の新聞社でもいい。
見るに耐えないような下品な表現を繰り返し行い、日本人を挑発していた
としよう。


それに怒った日本の極右集団が新聞社を襲撃したとする。
中国や韓国の当局は、これを最大限に利用するだろう。
「ご覧なさい、日本は言論の自由を認めない野蛮な民族ですよ」と。


もしこうした事件が起こったとき、日本のメディアはまっすぐに、言論の
自由は大切だ、と言い切れるだろうか。


もちろん、一番悪いのは新聞社を襲撃したバカどもだろう。
しかし、この事件をきっかけに、多くの中国人や韓国人が「我々は◯◯である」
というプラカードを掲げて集会を開いたとき、日本人はどんな目でそれを
眺めたらいいのだろうか。



上記の妄想は私の頭の中だけの話だから、バカバカしいと一笑に付されて
当然なのだが、フランスに住む貧しいイスラム教徒たちはどうだろう。
社会の格差は、表現の自由という言葉で糊塗されてしまうのだろうか。


幸い、私は中国や韓国の風刺画を見たことがない。
たぶん、日本に対していろいろ描かれているのだろうけど、報道されて
いないだけなのだろう。


ツイッターで見たやつでは、小日本や日本鬼子という中国人の罵倒に対して、
萌えキャラ化してスルーしたのがクール、というつぶやきが良かった。


ところで、ムハンマドを萌えキャラ化したら、やっぱり冒涜ということに
なるんでしょうな。