Boaz2014-03-08

花澤香菜のセカンドアルバム「25」を買ってしまった。

25(通常盤)

25(通常盤)

なにしろ二枚組で25曲もあるので、まだじっくりと聴いてはいないが、
3周ぐらい聴いた結果、自分の好みの曲のほとんどが北川勝利の作・編曲と
いうことが分かった。
なので私にとって、これは花澤香菜のアルバムというよりは、北川勝利の
アルバムである。


といっても、花澤香菜の声はもちろん好きだから買ったわけで、彼女は
がーっと張って唄うタイプではなく、例えるならパイ生地のような声質
である。薄くて軽い。


それを重ねてサクサクの食感を出し、生クリームとかフルーツとかチョコ
レートでデコレーションした甘々な楽曲を集めたのがこのアルバムだ。
(それだけでは飽きるから、ミートパイのようなものもある)


つまり名パティシエの北川勝利が技巧の限りを尽くして製作したスイーツ
とでも言えようか。


斉藤由貴の初期から中期のアルバムを買っていた人なら、きっと気にいる
ような作品だと思う。