いまさらだが「きんいろモザイク」の単行本を買ってしまった。
アニメを見て芳文社の4コママンガの単行本を購入したのは、「けいおん!」、
「ひだまりスケッチ」に続いて3作目である。
他にもたくさん4コママンガからアニメになったものはあるのに、面白さに
違いができるのはどうしてなのか?
4コママンガは、基本的にネタの断片をいくつも重ねて世界観を作っている。
読者はキャラクターとキャラクターの関係を想像する。
アニメ化して面白かった作品は、その隙間を違和感なく埋めて、しかもテンポ
よくつないでいる。
あと、小ネタもちゃんと拾っている。
このあたりに、監督などのアニメスタッフの力量が現れるのだろう。
もうひとつは、個人的には音楽の良し悪しがアニメ化の成功の鍵を握っている
のではないか、と思う。
これは個人の好みなので、一概には言えないけれど、「きんいろモザイク」は
エンディング曲が1期、2期とも素晴らしかった。
あ、でも「幸腹グラフィティ」は北川勝利の曲がすごく良かったけれど、単行本を
買うには至らなかった。好きな作品ではあったのだが。
「きんいろモザイク」はぜひアニメで3期もやってほしいのだが、どうなのだろうか。