アニメ「恋物語」をようやく見終えた。
これまでのシリーズも面白かったけれど、今回の物語は語り手が中年の
オッサンだったので、妙に入り込めた。
ただ、原作を読んでいないので「囮物語」のときから不思議だったのが、
千石撫子ちゃんはどうしてそこまで追い込まれなければならなかったの
か、ということだ。
特に阿良々木月火や忍野忍にあそこまで言われなければならないことを
したろうか、と逆に彼女が可哀想になった。
小説を読んだら理由が分かるのだろうか。
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「恋物語」の最後は、ぐれた中学生を説教する先生みたいな話になって
おり、なんだか貝木泥舟に同情してしまった。
そもそも彼はホテルや旅館暮らしのようだし、普段どういう生活をして
いるのか謎だ。
たぶん非常にコストパフォーマンスの悪い暮らしをしているだろうから、
詐欺をしてお金を稼がなければならなかったのかもしれない。
詐欺師は何を目的に生きているのか。
貝木泥舟は人をだまして手に入れたお金で何が欲しかったのだろうか。
前に結婚詐欺師の映画「クヒオ大佐」を見た時も思ったけれど、普通の
仕事をした方が楽なのではないか。
それとも、うまく人をだませた快感があれば、報酬は二の次なのだろうか。
電話で老人からお金をだまし取っている詐欺師たちが、何にそのお金を
使っているのかが知りたい。