『風立ちぬ』を語る 宮崎駿とスタジオジブリ、その軌跡と未来 (光文社新書)
- 作者: 岡田斗司夫 FREEex
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/11/15
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (10件) を見る
あることもほとんどは根拠の無い感想だ。批評するなら、なぜそうな
のかを丁寧に語らなければならないのに、そういう姿勢がない。
また、出典が示されてない話を事実のように語るのは、詐欺師の手口
である。
ただ、ガラクタの中にも一つだけいいところがあった。
それは「ルパン三世 カリオストロの城」の冒頭の場面を解説する
部分だ。ここだけは一読する価値がある。
残りの部分は、岡田斗司夫がアニメ業界のインサイダーであることを
自慢する、単なるヨタ話である。
まじめに読んではいけない。
ダイエット本で一発当てて、脱オタクを目論んだものの、文化人枠に
入れてもらえずに、またオタク界隈に戻ってきたインチキな男である。
この本を金を出して買ったことを本当に後悔している。