Boaz2013-12-01

私は「私は私自身が嫌いである」という私を愛している。
ややこしい。


自意識として、私は自分のことが嫌いだ。
客観的に見て、なんの役にも立たず、誰からも尊敬されない初老の
ゴミ虫である。


一神教決定論が本当なら、私がなんで今も生きているのか分からない。
だから、全ての運命は神によって決められている、というのは嘘だ。
もし神が、お前は無意味であり続けよ、と命じているなら別だが。


しかし、自分のことが大嫌いならば、とっくに自殺していなければ
ならない。
それは怖くてできない。


ということは、私は「自分が嫌い」と思っていながら、無意識では
そういう自分を肯定している。
自分が嫌いという理由づけをして、日々ぼんやりと過ごすことを
是としている。


以上のような理屈をこねるのがラノベ脳である。
「俺ガイル」の解題と言ってもいい。