Boaz2013-08-27

NHK内村光良のコント番組「LIFE!人生に捧げるコント」を放送して
いたので、第2回目と第3回目を見た。
相変わらずのテイストで面白かった。


テレビでこうした本格的なコント番組にこだわる芸人は、内村光良ぐらい
だろうか。他の芸人の番組をほとんど見ていないので分からないが。


ジャズミュージシャンのように、「夢で逢えたら」期、「やるならやらねば」期、
笑う犬」期、「THE THREE THEATER」期、「LIFE!」期、のそれぞれの
サイドメンバーを列記したら面白いかもしれない。



内村光良は、どういうわけか松本人志と比較すると、サブカル系に
評価されていない印象がある。
コント番組の作り込み方や映画製作など、共通する部分はあるのに、
なぜか松本人志ばかりがクローズアップされている気がする。


おそらく松本がアート寄りな笑いを、内村がポップ寄りな笑いを
得意としているからだろう。
尖った印象がなく、分かりやすい点が評価されにくいのかもしれない。



このようなコント番組は、20年前のフジテレビが得意としていたはず
だが、現在はそれどころではないようだ。
NHKがその受け皿になっているのが面白い。


そういえば「サラリーマンNEO」はどうなったのだろう? 映画がコケ
たので、もう製作しないのだろうか。
生瀬勝久ら関西小劇団の笑いは、松本人志内村光良とは別の系統に
あるのだが、なくなってしまうのは寂しい。