Boaz2013-06-13

アメトーーク!」の“ファッションって何なの芸人”を見た。


女性不信のケンコバのように、もっと根深い恨みをぶつけてくれるのか
と思ったが、有吉と若林がちらりとそれを見せたぐらいで、あとはよく
あるコーディネート大会で終わった。



突き詰めると、ファッションは「俺は他人にどう見られたいのか?」で
ある。
人間だから、誰でも他者の評価を高めたい。あわよくば異性にモテたい。


アパレル産業は、その心理につけこんで、不必要なものを買わせるので
ある。それでお金がまわるから景気がよくなる、と言えなくもないが。


「もう、俺なんかどう見られてもいいや」と開き直ったら、ファッション
は不要になる。
もっとも、最低限まともな生活をしたかったら、清潔さは必要だろう。
さすがにホームレスのような姿になる人は少ないと思う。



芸人はスタイリストがついて、それなりの服を選べるだろうが、一般の
オッサンにはそれがない。


だから、会社ではスーツ、帰宅したらスエット、私服はジーンズと何か、
という姿が多いのではないか。特にオタクは、服になんか金をかけてられ
ないので、そうなる。


前にも書いたかもしれないが、格安でオタクをコーディネートする人が
現れたら、けっこう儲かるのではないか。
客を小馬鹿にすることなく、優しく対応してくれる店であれば、オタク
も心を開くだろう。


ていうか、メイド喫茶ならぬメイド洋品店でコーディネートすればいい
のでは? もう、そういう店が秋葉原にあるのかもしれない。