21世紀になったというのに、電話で営業をしている。
どういうことだろうか?
うちの家電にかかってくるのは、インターネットの光回線やリフォーム、
まれに怪しげな投資がいくつかある。
相手が何かを確認したら速攻でシャットダウンする。
たぶん1000軒かけて反応があるのは1軒あるかないかだろう。
その1軒でも契約がとれたら儲かるようになっているのだろうか。
だとしたら人件費もかかるだろうし、かなりぼったくられるはずだ。
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私がクビになった学習塾の同僚は、以前サラ金の営業をしていたそうで、
電話帳を一冊渡されて、とりあえず最初からかけていって、と言われた
らしい。
サラ金から電話がかかってきて、じゃあお金を借りようかな、という人
なんているのかと思ったら、丸一日かけて5人ぐらいはいるらしい。
半分は同僚の営業トークの巧さだと思うが、世の中にはそんな人もいる
のか、と驚いた。
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電話の営業は、かけている人も心を無にしてやっているだろうし、
かかってきた人も迷惑しか感じない、お互いが損をする関係である。
(win-win じゃなく、lose-lose とでも言うのか?)
それでも絶滅していないのは、要するに黒字だからだろう。
私の勝手なイメージでは、ほぼ全てがブラック企業だ。
誰も契約しなければ、こんな馬鹿らしい作業はないので、早々に
撤退するはずである。
いまスマホを使い倒している世代が老人になるころには、電話営業も
さすがになくなっているだろうか。
そうあってほしい。