Boaz2011-06-02

ローカルな話題ですが、山越にある写楽堂という古本屋が、今月22日で
閉店することになりました。
わりと大きい店で品ぞろえもよかったのですが、残念です。


古本屋が潰れるのは、お客が来なくなったからです。


ちなみに、この写楽堂という古本屋は、ゲームやCD、フィギュアなども
販売していました。それでも人は集まらなかったわけです。
やはりヤフオクやアマゾンには勝てなかったのでしょう。


ただ、古本屋というのは、地元で新規購入したものが売られている、と
いうことですから、古本屋の衰退は、地域のリサイクルの環が細まって
しまったことを意味します。


食品では、あれほど地産地消と喧伝しておきながら、サブカルチャー
流通はグローバル化の影響をもろに受けているわけです。


松山の中高生のオタクたちが、どのようにオタクライフを送っているか
は分かりません。
ネットが発達したとはいえ、大都市と比べると情報量は半分にも満たな
いでしょう。


もし全国の地方都市でこのような現象が同時に進んでいたとしたら、地
方から濃いオタクは生まれにくくなるかもしれません。
大都市の人からすれば、それがどうした、という話ですけど。