漢検

漢字検定の運営団体が、儲けすぎているというので文科省から指導を受け
ているらしい。
受験料が高いのと、いくつも級を作っているからだろう。


営団体は、受験料の引き下げには応じていないようだ。
いろいろ理由があるのだろうが、まだ儲け足りないのかもしれない。


もし、漢検の運営団体にムカついている人がいるなら、話は簡単である。
受験しなければいいのだ。
こんな資格は持っていても何の意味もない、と世間が思ってしまえば、
自然に消滅してしまうだろう。


実はうちの塾では、社長が妙に検定に熱心で、教室を使って英検や漢検
を受けさせている。
別にうちの塾が儲けているわけではない。
それどころか、日曜日にやるので休日出勤することになり、大いに迷惑
である。


小中学生にとって、このような検定試験は一種のゲームのようなもので、
経験値をためてレベルが上がるような感覚で受けているのだろう。
実際に受験料を出すのは、ほとんど親だろうから、落ちてもさほどダメ
ージはない。


いっそのこと、親がお金を出すのをやめて、子供のお小遣いで受験させ
るようにしたら、受験者数は激減するだろう。
資格ビジネスも淘汰されなければならないと思う。