これは本当にやったら犯罪なので、この場だけの妄想なのだが、私は生卵テロをやってみたい。
生卵テロとは、単純に生卵を憎い相手やモノにぶつける行為である。
例えば、空前の利益をあげながら、雇用や社員教育を放り出した大企業に対して、本社の看板や
受付嬢に生卵をぶつける。
電車で座り込んでいる高校生に対して、ドアが閉まるときに生卵をぶつける。
とにかく、生卵をぶつけては逃げることを繰り返すのである。
これのいいところは、誰も死なないことである。
外国ではときどき報道されるが、なぜか日本では政治家などに生卵をぶつける人がいない。
卵がもったいないからだろうか。
もちろん、無差別はいけない。
誰もが納得するような相手を選ぶ必要がある。
できれば個人的な恨みも避けたいところだが、そのあたりはグレーゾーンがあるだろうから一概
に判断はできない。
なんでこんなバカなことを書くかというと、日本の弱者は怒りを表現してないからである。
団塊の世代は、それこそ無責任にいろんなことをしていたが、それ以降は何をやってもムダとい
う雰囲気になった。
むしろ、デモ行進なんかするのはプロ市民たちであり、せいぜいネットで書き込みをするぐらい
が関の山になっている。
もっと現実の世界に対して怒りをぶつけようではないか、というのが生卵テロの趣旨だ。
日本中のニートや引きこもりたちよ! 団結してムカつく奴らどもに生卵をぶつけようではない
か! そして、捕まらないように、素早く逃げよう!
‥‥しかし、こんな中学生みたいなことを考えている私って、本当にどうしようもないなぁ。
死ねばいいのに。